「食」のこと ②
さて、今回は「グルテン・フリー(Glutenfree)」についてのお話。
この言葉、随分と浸透してきているのでは?
「グルテン」 とは小麦など穀物に含まれる成分ですね。
「フリー」は 除去する、という意味です。
小麦を使用していませんよ、という食品などに表示されてますよね。
最近、小麦を食べるな!的な本が相次いで出版されたり、
グルテンフリー・ダイエットなど 巷で聞かれます。
私も 徹底はしていませんが
家で作るお菓子はグルテンフリーです。
家に小麦粉はありません。
米粉、玄米粉を多様しています。
以前は天然酵母パンを作るのが趣味だったのですが。。
2年前にストレス性のアレルギーを繰り返していた時、
念のためアレルギーの検査を受けると
軽度の小麦アレルギーになっていました。
当時はカフェ勤務で、調理もしていたので、
小麦が手にこびり付いたり、
お菓子を作るにも小麦が舞うので
目の回りなど赤くただれ、痒くなったりすることがよくありました。
でも それは体調が悪い時だけで
おそらく腸内が弱っている時の反応だったと思います。
当時 通院していた中医学の先生からも
内臓を整えることを勧められていました。
だから 体調を優先、たまに
食べたい誘惑には抗わずいただく
という姿勢で過ごしてます。
小麦が悪いのか?と
疑いたくなりますが、
決して害なものではないです。
美味しいですよね。
焼き立てのパン、麺類、ケーキ、
関西人のソウルフード・粉もん etc...
もはや 欧米食になった私たち日本人を支えてくれている主要な食材です。(醤油にも使われてますね)
ただ、厄介なことに
小麦は、もっと!もっと!食べたい! という中毒性を持っています。
ちゃんと中毒性を伴う成分が含まれているんです。
さらに…、
小麦は、摂取すると血糖値が急激に上がります。
その血糖値を抑えるために インスリンが体内から分泌されます。
インスリンは血液中の糖分を エネルギー源として 細胞に運んでくれる働きをするホルモンです。
ただ、過剰な糖分は脂肪細胞に運んでしまいます。
つまり…
それらが蓄積☞太る。。。
これらは ダイエットする方への豆知識ですね。
小麦のグルテンの粘り、その成分が
腸内壁にへばりついて 傷つけてしまいます。
腸内が荒れると アレルギー体質の方は
如実に症状が悪化するようです。
そうでなくとも 便秘、下痢、肌荒れ、むくみ、冷え…など
避けたいトラブルの原因となります。
でも、過剰摂取しなければ良いのです!
主食とせず、嗜好品にとどめる程度に!
そして
もう1つ大事なことは
小麦を選びます。
安価で輸入ものの小麦は
アレルギー体質の方は特に 避けたほうがいいです。
大量の農薬散布、遺伝子組み換え、
輸出の際のポストハーベストという防カビ散布。
それを口に入れることは どういうことか。。
国産なら…と言いたいところですが。。😔
あまりに細かいことは ご興味ある方にお伝えしますね。
以前勤めていた天然酵母パン屋では
徹底して素材にこだわっていました。
アレルギー体質の方でも ここのパンなら食べられる、
と 喜んで買いに来られているほどに。
息子は朝食にご飯を拒否するようになって
パン食に移行しましたが、
自家製グルテンフリー粉を作り置きしておいて パンケーキを焼いています。
忙しい朝でも 手間はかかりませんよ!
何でもほどほどが良いのでしょうね。
バランス良く 美味しくいただく。
食の「欲」をいきなり絶とうとするのはストレスです。
自分の身体の声を聴きながら
もし
不調があるのなら
医者や薬に頼りすぎるのではなく
食生活を見直す、その側面として
小麦を少し控え目にしてみる
ということを
私はオススメします。
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